三陸の漁師宿 体験レポート

19th–20th September, 2015 @岩手県久慈市【菅原さん宅】

モニター五十嵐さん

モニタープロフィール

五十嵐 千裕(いがらし  ちひろ)

仙台在住、webサービス好きの大学生。

東北一人旅を一味違ったものにしたいと思い、

興味のあった”とまりーな”を利用して

民泊を体験してみることにしました。

今回は、岩手県久慈市と青森県三戸町のお家に

1泊ずつ宿泊してきました。

第1日目

三陸の海を目指して北上!

三陸鉄道

久慈といえば、三陸鉄道の終着駅。

ということで、

三陸鉄道に乗っていきました。

こちらは、三陸鉄道の車内。

とても豪華です!

三陸の海

三陸鉄道からの太平洋の眺めは

とてもきれいでした。

おうちに着いて、くつろぎタイム♪

久慈駅まで、

ホストのお母さんが迎えに来てくださり、

今日泊まる菅原さんの家に到着。

くつろげそうな、

懐かしい雰囲気のするおうちです。

漁師をやっているお父さんが、

ウニ漁の様子を

ビデオで見せてくれました♪

漁師の生活や、

ここで獲れる魚のことも

教えてもらいました。

新鮮な魚で作る料理は最高!

お母さんは、

キッチンで夕飯の支度中。

今朝獲れた、

新鮮な海の幸のお料理です。

私も刺身さばきに挑戦!

新鮮な魚で作った夕食!

美味しそう~♡

ホストの方と夕食

いただきま~す!

明日は、

漁に行くために朝早いので

早く寝ます!

第2日目

ドキドキの漁体験!

今朝は、

4時半に起きて漁に出ます。

船は、サッパ船という小型のもの。

すぐそこの船尾には、カモメが…

船上からの朝日

しばらく行くと、

船から朝日が見えました。

こんなに大きなハモが獲れました!

さすが漁達人のお父さん。

あまちゃんの故郷、久慈を探検

漁のあとの朝食♪

やっぱり美味しい~。

お父さんが

海岸沿いを案内してくれました。

ここは、あまちゃんのロケ地で

使われたそうです!

ロケ地の岩場のプール

あまちゃんロケ地の岩場プールは

いまは水が抜かれてますが、

夏場は子供たちで賑わうそうです。

岩にうちつける波が激しい、

三陸沿岸部にも

連れて行ってもらいました。

津波の被害の跡地も

見せていただくことができました。

お別れの時、ありがとうございました!

家の中ですこしゆっくりした後、

別れの時です。

お母さんが運転する車で

駅に向かいました。

お父さん、お母さん。

二日間本当に、ありがとうございました!

振り返り

船での記念撮影

菅原さんのお宅は、

とにかくお魚が美味しくて、私にとって忘れられない味になりました。

漁体験では、船酔いにはおそわれましたが、

実際に魚をとる菅原さんの姿を間近で見ることができた貴重な体験でした。

終始、本当に家族になった気分で過ごすことができ、

温かい気持ちになりました。

お別れは寂しかったけど、お母さんが言っていた

遠くにいてもつながっていられるような関係を続けていきたいと思いました。

ホストインタビュー

ホスト紹介

菅原忠信さん(左)、菅原良子さん(右)

久慈で漁師をやっているご夫婦。忠信さんは、20年前に会社を退職し、それからは漁を中心に生活している。とまりーなを長くやっており、これまで家族連れや外国人など様々な客を泊めてきた。家にはいつも新鮮な魚がおいてあり、美味しいお魚料理をご馳走してもらえる。

都会の人との交流が増えたらいいなと思って始めた

── 民泊をはじめたきっかけはなんですか?

忠信さん:うちは、元々体験教育というのをやっていて、地元の小学校や中学校の生徒に漁体験をさせてたんだ。でも、そういうのだと特定の時期しか人がこなくて、どうせやるなら年中やりたいなと思っていた。

そんなときに、とまりーなから一般の人も受け入れてみませんかという話があって、都会の人との交流が増えたらいいなと思って始めたんだよ。でも最初はなかなかお客さんが来なくて、ちょっとさびしかったなぁ。最近はようやく来るようになってきた。

来てくれた人たちの反応はいい感じ

──とまりーなを初めてどのくらいになるのですか?

忠信さん2年くらいはなるな。いまちょうど3年目に入ったところだ。(注:2015年9月現在)

──今までどのくらいの人が来たのですか?

忠信さん:40人はいるね。40~50人くらい。今年から特に増えたね。なんだか、テレビ東京で取材されて、関西の人や外国人も来るようになった。まぁ、でも来るのが大変だからなかなか人は来ないけどね。ここで泊まってみてどうだった?

──ホテルに泊まるより、いろんな体験ができて、民泊の方がいいですね。

良子さん:そうでしょう?その家のひとと交流できるのが民泊のいいところだよね。でも、それを伝える人がなかなかいないの。もっと人が来てくれたらいいなって。でも、今まで来てくれた人たちの反応はいい感じだったよ。

リラックスして満足して帰ってもらいたい

──民泊をやるうえで工夫していることはありますか?

良子さん:なるべく普通に対応するようにしてます。どうしたらお客さんが満足してもらえるかいつも考えてるの。リラックスして満足して帰ってもらいたい。なるべくお客さんが気を遣わないように工夫してるね。孫が来たとか、親戚の人が来たとかそういう対応をするようにしてる。そうじゃないと、ぎこちなくなっちゃうからね。家族のような感じで。

忠信さん:でもこっちはけっこう気をつかうんだよ(笑)どこに連れて行ったら喜んでくれるかなぁとか。

良子さん:そうそう、とにかく普通の旅館とは違うということを言いたい。お客さんって感じにならないように。

民泊のおかげで、外国人と触れ合えてよかった

──外国人が泊ったこともあるんですよね?緊張しなかったですか?

良子さん:緊張はしなかったよ。割と軽い感じで迎えた。ジェスチャーでなんとかなるって(笑)。実際それなりにやれるもんだ。外国人の方とうちに虎の巻みたいなのがきて、それを見ながら対応するんだけど、意外に話せなくても大丈夫だったよ。

んで、日本の新鮮な魚とか、外国では口にできないものを食べさせたいと思って作った。そしたら、次の日に外国の料理をお礼につくってもらった。民泊のおかげで、外国人と触れ合えてよかったね。ここにいたら一生ないもんね。

──どこの国の人がきたのですか?

良子さん:あのときは、タイ、インドネシア、フィリピンだった。私はその人たちが作った料理を全部食べたけど、お父さんは辛くて食べれなかったね(笑)

遠くにいても友達でいられる感じ、いいなって思う

──民泊をしていて大変だったことはありますか?

良子さん:そうだね、お盆に仙台から家族が来たんだ。3家族10人で。子供が0から10歳くらいでね。普通は、私たちも一緒の部屋で過ごすけど、そうすると親御さんが騒いだりする子供に気を遣うんじゃないかと思って。それで、この部屋をまるまる貸したの。私たちが別の部屋に行って。

親御さんが余計な気を遣わないように、子供がどこに出入りしてもいいようにした。そういう風に、気を遣わず家にいるような感じで過ごしてもらうようにするのが大変ね。

──民泊をしていてよかったことはありますか?

良子さん:遠くに住んでる、いろんな人と知り合うことができて、つながることができることかな。

民泊で知り合った人にここの新鮮なものを食べさせてあげたいと思って、魚がとれたら送ってるの。そうやって遠くにいても友達でいられる感じいいなって思う。この前も、民泊関係で知り合った埼玉の人に魚を送ったし、民泊を利用した人で、また食べさせたいってときに送ったりしてる。

普段は、この辺の人としか交流がないから、いろんなお客さんに会って、新鮮なものを届けてあげるのが楽しみ。今度は何を食べさせようかなって。

そうすると、相手の人がそこの土地の野菜を届けてくれたりするの。そういうぶつぶつ交換して助け合いみたいな関係、素敵だなと思う。とまりーなで他の民泊やってる人とも交流してみたいな。